

結婚式にかかる平均額は、391.2万円というデータがでておりますが、結婚式場に400万円近くの費用を支払うのは大変なことです。前もって貯金している方や親からの援助を受けられる方であれば、すぐ支払いできそうですが、そうでなければ計画的にお金の管理をしないと支払不能ということにもなりかねません。
結婚式費用の支払いは結婚式前が1番多い
結婚式場へ費用を支払った時期
結婚式の前 | 57.9% |
結婚式の翌日以降 | 26.3% |
結婚式当日 | 14.6% |
その他 | 1.2% |
結婚式の費用を支払う時期は、結婚式の前に全額払ってしまうという会場が多いようです。結婚式前に全額支払いを済ませておけば当日は気分も晴れやかに楽しい1日が過ごせそうです。
その他、以下のようなタイミングで分割で支払いをする会場もあるようです。
- 会場やドレスショップを決めた時
会場の予約金やレンタル衣装予約金の発生があり、5~10万円が必要の場合が多いです。この時点で本契約をしているか仮契約中であるかは人によりますが本契約をしている方の場合に発生します。 - 結婚式直前
挙式、披露宴にかかるすべての費用を支払う会場と最低支払い額を支払う会場とさまざまなので、ブライダルフェアの際にプランナーさんに確認しましょう。 - 結婚式後
2の時点で支払った額の残金の支払い、または披露宴でゲストが追加注文したり、急にかかった費用の精算をします。
支払うタイミングは会場によりますので、いつまでにいくら必要かスケジュールをきちんと考えて行うことをおすすめします。結婚式後の支払いでOKの会場であれば、ゲストのご祝儀なども充当できるので人数と大体の費用を予想しておくことは必要だと思います。しかし、ご祝儀を当てにしすぎるのは危険ですので、きちんと予算管理をしてから結婚式にかけられる費用は計算しましょう。
<キャンセル料について>
申込書の記入や内金の支払いが済んでしまうとキャンセル料がかかってくる会場がほとんどのようです。キャンセル料の費用はいつから発生するのか、事前にブライダルフェアでプランナーさんに確認しておくといいでしょう。もし、キャンセル料を聞き忘れてしまった場合は、申込書の控えに記載があるので確認しましょう。
支払い方法は、3種類、どれにするかは2人で話し合うことが大事

- 現金払い(現金での手渡しと銀行振込)
- クレジットカード払い
- ブライダルローン
<現金払い>
1番不安を感じずに結婚式当日を迎えるためには、現金で支払うということです。現金で支払う場合は、会場によりますが現金を直接結婚式場のプランナーさんに手渡しで支払う方法と現金を銀行振込にする方法があるようです。
直接現金を手渡しで支払う場合はいいのですが、銀行振込の場合は、1回のATMの使用限度額は100万円です。振込する際に振込手数料がかかってしまうので、ATMを利用するより銀行の窓口で振込することをおすすめします。銀行の窓口は、使用限度額がないので1回の振込手数料で済みます。
とは言うもののすべての方が現金で全額支払えるとは限りません。結婚式場によっては、分割で支払いが可能なところもあるようですのでブライダルフェアの際にプランナーさんに確認しておくと安心です。
<クレジットカード払い>
分割が可能な結婚式場であれば、クレジットカードでの支払いもいい方法だと思います。
クレジットカードで支払うとポイントも貯まるといういい面もあります。しかし、ある程度まとまった金額で支払いをした方が利息がかからないので、計画して臨むことをおすすめします。また、クレジットカードには利用限度額があるので限度額オーバーで費用を全額支払えないというケースは避けたいです。
クレジットカード払いにする場合は、限度額の確認をすることと2枚以上でのクレジットカード払いができるか式場のプランナーさんに確認してみましょう。
<ブライダルローン払い>
もし、「お金がない」「お金が足りない」という方は、ブライダルローンという支払い方法もあります。しかし、ブライダルローンは、結婚式場には一括で支払いはできますが、その後銀行や信用金庫へ分割で支払いをしていくことになります。また、ブライダルローンには金利が絡んできますので金利のいいものを選ぶなど考えることが増えます。
新生活スタートが借金から始まるというのは、あまりいいイメージではないので結婚式場を変えたり、プランを少なくしたり、結婚式の方法を変えたりと2人で話し合ってみることをおすすめします。自分たちのある貯蓄、ゲストからもらえるであろうご祝儀などを計算して自分たちができる可能な範囲での結婚式をすることが1番安心できるのではないでしょうか。