目次


ゼクシィWEB公式サイトの2016年全国平均データによると、結婚式の披露宴時の料理と飲食代の平均金額は122,9万円です。招待するゲスト1人当たりの平均額は1,8万円です。
結婚式で選ばれる料理は折衷料理が人気
婚礼料理の全国平均額はゲスト1人当たり15,000円です。飲物は飲み放題のプランを選ぶ方が多いようで平均して1人3,800円です。結婚式でゲストが楽しみにしている項目の1位が料理というデータもあるので、そこは節約するべきではないのかなと思いますが、もし結婚式の他の演出にお金をかけたいから料理や飲物で節約したいと考えているのであれば招待するゲストの特徴を把握しておくと役立ちます。
結婚式を挙げた300人の男女に「披露宴時のメニューは何を選んだか?」という質問に対し44.7%の割合で和洋折衷料理を選んだ方1番でした。次にフランス料理を選んだ方が36.3%でした。全体的なゲストの年齢を考慮し、たくさんある種類の中から和洋折衷料理を選択するのが無難のようです。
概要:300名(男性143名、女性157名)/ログイン式インターネット調査/2015年6月22日~2015年6月30日
結婚式で選べる料理の種類
結婚式で選べる料理の種類は、大きく分けて5種類です。その他、特別な方がいる場合は別料理の提供ができるか確認が必要です。
折衷料理
和食と洋食をミックスした料理です。年齢層に幅がある場合は、折衷料理にしておくとゲストに喜んでもらえそうです。洋食だけのコース料理よりあっさりめにできたりするようです。
フランス料理
フォアグラやオマール海老、ローストビーフをメインとし高級感がでる料理です。フランス料理にはマナーや味わい方があるので、料理長と話し合う機会がもらえたら希望を伝えてみるのもいいでしょう。
フランス料理のコースは、前菜、サラダ、スープ、パン、魚料理、ソルベ、肉料理、チーズ、フルーツ、デザート、コーヒーの順に料理が運ばれてきます。結婚式の料理の種類の中では、1番豪華に見えるのがフランス料理かもしれません。
ソルベとは
お口直し用の氷菓を表します。
日本料理
お酒を楽しみながらいただく会席料理です。日本料理のコースは、先付、椀物、向付、椀盛り、鉢魚、強肴、止め肴、食事、水菓子の流れで料理が振る舞われます。会席料理も食べ方のマナーがあるので、結婚式の料理が会席料理と分かったら日ごろから練習することをおすすめします。
会席料理での1番の難関は、焼魚を食すときかと思います。懐紙を使用したり上手に召し上がってください。着席した周りの方に嫌な気持ちを与えないようにするのもマナーのひとつです。
先付とは
前菜の意味で口取り、お通し、突き出しなどと言う場合もあります。
椀物とは
椀物とは、お吸い物を指します。
向付とは
向付とは、お刺身のことです。
鉢魚とは
鉢魚とは、焼魚を意味します。
強肴とは
強肴とは、煮物のことです。
止め肴とは
止め肴とは、酢の物や和え物を指します。
食事とは
食事にはご飯、留椀(味噌汁)、香の物(漬物・お新香)が含まれています。
水菓子とは
水菓子とは、果物や菓子を意味します。
イタリア料理
イタリア料理は、アンティパスト、プリモ・ピアット、セコンド・ピアット、サラダ、チーズ、デザート、コーヒーの順に料理が出されます。
結婚式の料理の種類では、あまり見たことのないイタリア料理です。レストランウエディングなどのお食事で提供されます。
アンティパストとは
前菜のことで色鮮やかな料理が運ばれてきます。種類も豊富なので1.5次会や2次会の立食パーティーなどでピンチョスとして提供されたりするようです。
プリモ・ピアットとは
1つ目のメイン料理です。パスタ類などの炭水化物が出てきます。
セコンド・ピアットとは
2つ目のメイン料理です。魚か肉料理のどちらかになります。
中国料理
中国料理は、前菜、湯、主菜、主食、点心の順で料理が運ばれてきます。フカヒレやオマール海老と高級食材を使用する料理が多いため結婚式で提供される料理にふさわしいです。和洋折衷料理が人気というデータより中国料理のすべてをコースで提供するというよりは、和食やフレンチの種類と組み合わせて提供する方が結婚式にはふさわしいでしょう。
前菜とは
冷たいクラゲやバンバンジーなど冷たい料理が基本的です。
湯とは
温かいスープのことです。
主菜とは
肉、魚、野菜を使った料理が提供されます。
主食とは
炭水化物が含まれたご飯または麺類です。
点心とは
軽食または食後のデザートのことです。軽食の場合は、春巻きやシュウマイ、デザートであれば杏仁豆腐やゴマ団子です。
特別料理と子ども料理
結婚式のゲストにご高齢の方やベジタリアンの方、小さなお子さまがいる場合は、ほとんどの会場でそれぞれの方向けの料理を提供してくれます。金額は通常の料理とは別料金となりますのでプランナーさんに確認が必要です。
フリードリンクとセットドリンクで迷ったらゲストのお酒を飲む人数で考えよう

フリードリンクとは
披露宴時に提供する決められたドリンクの中での飲み放題プランのことです。会場にもよりますが一般的なフリードリンクに含まれた飲物は以下の通りです。
- ビール
- ワイン(赤、白)
- 日本酒
- 焼酎
- ウイスキー
- ノンアルコール
- ソフトドリンク
カクテルなどの種類は別途費用がかかる場合とフリードリンクの種類のランクを上げるとカクテルも含まれているプランなどにもあるようです。
お酒をたくさん飲む人がいたり、会社の風習で新郎がお酒をたくさん飲まされるような場合は、フリードリンクを選んでおいた方が無難です。もし、基本的なフリードリンク制を選択してもゲストにカクテルを注文された時には断らずに提供して欲しいとプランナーさんに先に伝えておけば、ゲストに喜んで頂けると思います。
追加料金はかかりますので、結婚式終了後の請求書を見て驚かないためにもドリンクの金額を確認しておいてもいいかもしれません。
セットドリンクとは
飲み放題ではなく、ドリンク1つ1つに対して料金が発生します。ゲストにお酒をたくさん飲む方がいる場合は割高になってしまいます。披露宴時には、両親が参加している会社の上司や同僚、友人にお酌回りをするのが一般的です。意外とそのお酌周りでビールやウーロン茶を要するので、フリードリンクにしなかった場合、予算を上回ってしまうケースもあります。
【フリードリンクに含まれるか確認したい項目】
- ウエルカムドリンク
- 乾杯用のドリンク
- カクテルなどのお酒
- 食後のコーヒー、紅茶
乾杯用のドリンクの種類はスパークリングワインが提供されるのが一般的です。お酒が苦手な方は、ソフトドリンクです。意外と高くつくドリンク類、フリードリンクの種類に上記4点が含まれていたらフリードリンクを選んだ方がお得かと思います。
ウエルカムドリンクとは
挙式が終わり披露宴が始まる前に提供されるドリンクのことです。