目次


引き出物とは?
引出物(ひきでもの)とは、結婚式や祝賀パーティなどの祝い事で招待客に配られる贈呈品。ただし、法事など冠婚葬祭の場全般で配られるものを指してこう呼ぶ場合もあり広義には慶事(祝い事)以外も含まれる。
Wikipediaより引用
昔は、「引き出物」は披露宴で用意された料理の一部を出席したゲストが手土産として持ち帰るものでした。
これは、出席したゲストの家族へ「どんな結婚式だったか?」という話のタネのひとつになるような手土産だったのです。
しかし、現在は、そのような慣習はなくなり「記念品」としての意味合いが強くなり引出物をゲスト全員に贈ることになりました。
また最近の流行としては「おもてなし」を行うのが一般的で、ゲストに応じて「贈り分け」をするカップルや引出物宅配をされる方が増えてきているようです。
引き出物の金額の相場
引出物は、地方によって異なるのですが、一般的な引き出物の相場としては、披露宴の飲食費の3分の1が目安と考えれています。
15,000円が披露宴の飲食費であれば、引き出物は約5,000円が目安ということになります。
引出物と引菓子等を合わせると、全国平均1人あたりの費用は6,600円です。
引菓子代の平均は、1,300円です。
※引菓子→バームクーヘンやクッキーなど引出物の袋に一緒に入っているお菓子類のこと
引出物で嬉しいものランキング
それでは、結婚式に参加したゲストがもらって嬉しいという引出物をランキング形式でお伝えします。
引出物で嬉しいもの第1位 カタログギフト
なんと言っても引出物でゲストがもらって嬉しいものは、カタログギフトです。
カタログギフトは、食器・インテリア・バスグッズ・食品・体験レッスン・マッサージチケットなど選択肢が多い分、ゲストも選ぶ楽しみがあるという点が喜ばれるようです。
カタログギフトには、1,000円台、2,000円台、3,000円台と値段によって選べる種類も異なるため高価なものであればあるほどゲストに喜ばれること間違いなしです。
中でもブランドが出しているカタログギフトもあるので、シンプルで誰もがもらっても喜ぶブランドであればブランドのカタログギフトもありです。
引出物で嬉しいもの第2位 高級感のある非日常のもの
続いて、ランキング第2位は、高級感のある非日常のものです。
高級感のあるものであれば、ブランドものの食器やタオルなどが挙げられます。
なかなか自分では買えないけど、プレゼントとしてもらったら嬉しいものってありますよね。
高級感のあるものであれば、特別感満載で思い出に残る結婚式になりますよね。
【高級感のある食器ブランド】
- ルクルーゼ
- HYACCA
- ティファニー
- ウェッジウッド
- イッタラ
- NARUMI.
- ノリタケ
- ロイヤルコペンハーゲン
【高級感のあるタオルブランド】
- 今治タオル
- ホットマン
- アビスアンドハビデコール
- テネリータ
- マイクロコットン
- カシウエア
引出物で嬉しいもの第3位 もらった人が負担にならないもの
・食器類・カトラリー類
・キッチン用品
・バス用品
続いてランキング第3位は、もらった人が負担にならないものです。
負担になるものとして重いものを持って帰りたくないという人は多いと思いますが、それでももらって良かったと思えるものとして食器類やカトラリー類は上位にランクインします。
キッチン用品やバス用品は、消耗品にもなりうるものなのでもらう側としては負担にならないのでしょう。
引出物で嬉しいもの第4位 おいしいもの

引出物の中の引菓子を期待しているゲストも多いはずです。
引菓子は、腐らないもので日持ちするものを選ぶのが一般的です。
そのため、焼菓子が多い理由が分かりますよね。
結婚式場によっては、引出物・引菓子のパンフレットにある商品の中からしか選べないということもありますが、持込みが大丈夫であればおいしい引菓子を選びたいですよね。
【おいしいバームクーヘン】
- ねんりん家
- クラブハリエ
- 治一郎
- ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ
【おいしい焼菓子】
- サダハル・アオキオ
- パティスリー ノリエット
- ピエール・エルメ
- ユーゴ・アンド・ヴィクトール
引出物で嬉しいもの第5位 贈り主の人柄が伝わるもの
引出物で嬉しいものランキング第5位は、贈り主の人柄が伝わるものです。
ランキング1位のカタログギフトを嫌がる人って結構います。
なぜなら、贈り主の人柄が全く伝わらないから。
これって、友だちのお誕生日や家族へのプレゼントにカタログギフトを贈りますか?ということと同じだと思います。
引出物を選んでいる側からすれば、たくさんある商品の中から選ぶのは大変です。
しかし、そのたくさんある商品の中から引出物を私のために選んでくれたという気持ちが伝わった方が嬉しいというのがゲストの本音なのではないでしょうか。